常茂恵からのお知らせInformation

春画(はるが)来た!2025.02.01

■世界が先に驚いた!北斎「蛸と海女」ほか秘蔵の名作約100点を一挙“蔵出し”公開

江戸時代に「笑い絵」とも呼ばれ、庶民から大名まで幅広く親しまれた**春画(しゅんが)**は、性描写と笑いが混在するユーモアあふれる浮世絵です。芸術性も非常に高く、葛飾北斎や喜多川歌麿など、江戸時代を代表する絵師による名作も数多く残されています。その価値は近年、国際的に再評価されており、おおらかさと自由な表現が「世界における日本人の印象を大きく変えた」とも言われています。若い世代や女性からの関心も高く、2013年から2014年にかけてロンドン・大英博物館で行われた「春画 日本美術の性とたのしみ」には約9万人、2015年に東京・目白の永青文庫で開催された日本初の「春画展」には3か月で21万人が来場するなど、大きな話題を呼びました。

当館では、会期中春画をテーマにしたオリジナル宿泊プランとランチメニューを
ご提供いたします。詳細は追ってお知らせいたします。

今回は、大英博物館「春画展」の出品者およびスポンサーであり、永青文庫「春画展」で中心的役割を果たした浦上満氏(浦上蒼穹堂代表)の監修のもと、春画の名品約100点を展示(前期・後期入れ替えあり)。浦上家のルーツでもある山口県萩市から、めくるめく性と生の世界、生命の輝き、そして「笑い」へと皆さまを誘います。

日本の近代化が胎動した地・萩で、今一度、私たち日本人が育んできた独自の美意識としなやかな知性、そして生命の意味を見つめ直す旅へ出かけましょう。

【会期】
2025年3月28日(金)~6月29日(日)
※前期 3月28日(金)~5月11日(日)/後期 5月16日(金)~6月29日(日)

【会場】 公益財団法人 熊谷美術館/重要文化財 熊谷家住宅(山口県萩市今魚店町47番地) 

【TEL】0838-25-5535 【休館】 水曜日(祝日の場合は開館)【開館時間】10:00-17:00(入館は16時30分まで)

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