ジョージ・ナカシマ「コノイドチェア」と、常茂恵の空間2026.01.21
世界的木工家具デザイナー、ジョージ・ナカシマの代表作
「コノイドチェア(Conoid Chair)」。
削ぎ落とされた造形と、木そのものの力強さを感じさせるこの名作椅子は、
今なお世界中で高く評価されています。

常茂恵に息づく、30脚以上のコノイドチェア
萩の宿 常茂恵には、
30脚以上のコノイドチェアがあります。
展示品としてではなく、
実際に座り、語らうための椅子として、
日々、旅人をお迎えしています。
木の時間と、人の時間が重なる場所
ナカシマが大切にしていたのは、
木の個性に耳を澄ませ、その時間を尊重すること。
節や木目の揺らぎをそのまま活かしたコノイドチェアは、
静かな空間の中で、自然とその存在感をあらわします。
百年の時を重ねてきた常茂恵の空間は、
その椅子が無理なく馴染む場所でもあります。
座ることで、風景の一部になる
コノイドチェアは、
眺めるための家具ではありません。
旅の途中で腰を下ろし、
時と会話の時間を過ごすことで、
椅子もまた、その風景の一部になります。
萩での滞在が、
ふとした瞬間に思い出される時間でありますように。
